突発性発疹

症状

生後4ヶ月から1歳位の赤ちゃんに多い病気で、急に高熱が出て、それが34日続きます。熱は3日目、4日目には出たときと同様、スーと下がります。熱が下がると、赤いぽつぽつ(発疹)がおなか、背中、顔などに出てきます。生まれて初めての熱であることが多く、咳や鼻水などはほとんど出ません。便はゆるくなることが多いです。

 治療

突発性発疹は、基本的には時間がたてば自然に治る病気で、特別な薬は必要ありません。しかし、実際には熱が下がって、発疹が出ないと診断はできません。そのため、症状によっては、尿や血液の検査をしたり、お薬を出したりします。
家庭でのケア

高熱がでますので、涼しくすごしやすい環境をつくってあげてください。着せすぎ、掛けすぎに注意し、嫌がらなければ、アイスノンや氷枕で冷やしてあげてください。熱が高いと、体の水分が不足しがちになりますので、水分を十分補給してあげてください。

母乳やミルクの飲む量が少ないなら、麦茶や果汁、赤ちゃん用のイオン飲料(アクアサーナ、アクアライト、乳児用ポカリスエット)などをあたえるのも良いでしょう。離乳食は食欲があれば、普通に与えてください。食べられないときは、水分補給のみでかまいません。

熱が下がれば、発疹があってもお風呂に入ってかまいません。

注意事項

原因はヒトヘルペスウイルス6型、及び7型といわれるウイルスです。2種類のウイルスがあるため、2回突発性発疹にかかることがあります。

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手足口病

症状

手のひら、足のうら、口のなかに小さな水ぶくれができる病気です。乳幼児では、肘や膝、おしりにも発疹ができ、オムツかぶれと間違えられることもあります。

春から夏にかけて多く発症します(いわゆる夏かぜの一種です)。熱はでないことも多いですが、でる場合は3〜4日間続くことが多いようです

 治療

通常自然によくなりますが、痛みが強い場合などはお薬を使うこともあります。

家庭でのケア 発疹は口のなかのものは45日、手足のもので1週間くらいでなおります。口のなかの発疹は、つぶれて潰瘍になるため、痛みのため食欲が落ちたりします。すっぱいもの、辛いものは避けて食べやすいものを与えてください。

注意事項

手足口病を起こすウイルスは複数あるため、ひと夏に2回かかることもあります。

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伝染性紅斑(りんご病)

 

症状

パルボウイルスというウイルスによる感染症です。左右のほおがリンゴのように赤くなることから、りんご病とも呼ばれます。冬から春にかけて流行がみられます。

ほおが赤くなったあと、腕、太ももに赤い斑点(まだら様〜レース様)がでてきます。発疹は痒みや、軽い痛みを伴うことがあります。熱は、あまり高くはならず、37度〜38度くらいの微熱が多いようです。

 治療

痒みが強ければ、痒み止めを使用します。

12週間の経過で自然に治ります。

家庭でのケア 日光に長くあたると、発疹が悪化することがあります。無理はしないようにしましょう

注意事項

成人が感染すると、症状が長引く傾向があります。妊婦さんでは、流産や胎児水腫の原因となりますので、注意が必要です。

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伝染性膿痂疹(とびひ)
 

症状

夏季を中心に手足、体などに赤み、水ぶくれ、ジクジク、かさぶたなどの症状で発症する病気です。虫刺されや、湿疹を掻き壊した部分から細菌が入りこんで、炎症がおこります。飛ぶように移り増えることがあるためとびひといわれています。アトピー性皮膚炎の児に好発し、成人にはほとんど認めません

原因は皮膚に付着した黄色ブドウ球菌が多く、ときに溶連菌でもおこります。近年耐性の黄色ブドウ球菌が増加しており、抗生剤治療の反応が悪い例が認められます。

 治療

とびひは細菌感染症のため、治療は抗生剤の飲み薬、塗り薬と皮膚の消毒が中心となります。治療期間は5日から7日間くらいです。

家庭でのケア 他の部位に移さないために、爪は短く切って、手洗いをしっかりしてください。皮膚を清潔に保つ必要がありますので、シャワー浴は励行してください。石鹸は使用してかまいません。

注意事項

 

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伝染性軟属腫(水いぼ)

 

症状

表面はツルッとなめらかな、光沢のある丸いいぼです。1〜5ミリくらいの大きさになります。感染力は比較的強く、皮膚の接触やタオルからも感染します。
 水いぼはほおっておいても、ほとんど自然に良くなります。しかしその期間は短くて6ヶ月くらい、長ければ2〜3年かかる場合もあります。またアトピー性皮膚炎の児では全身に広がってしまうこともあります。

 治療

1)自然に治るまでまつ。
 2)薬:塗り薬を塗ったり、飲み薬を使います。しかし水いぼを確実に治す薬はありません。
 3)つまんでとる:ピンセットでつまんで取ってしまいます。一番早く治す方法ですが、痛いことと、全部とってもまた出来てしまうことがあります。
 

家庭でのケア スキンケアを行います。皮膚をよく洗い、保湿剤を塗ります。

注意事項

かきむしると水いぼは増えていきます。悪化傾向があれば治療が必要です。

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